SSブログ

花は散るまで~クラス で一番地味な僕が彼女に告白さ [雨模様]

花は散るまで~クラスで一番地味な僕が彼女に告白されたわけ~[FILL-IN]


こくだかや
2022年06月25日

「私のこと好き?なら…そこで見ていてね?」
——学校中のみんなが憧れる彼女に、クラスでも空気のような存在の僕が突然、告白された。
何かの間違いではないかと不安がる僕を、彼女は優しく微笑んで、温かい心と花のように美しい身体で包み込んでくれた。
間違いなく僕は、幸福だった。
ある放課後、彼女が先輩に教室の中に呼び込まれるのを見た僕は、嫌な予感に襲われ、聞き耳を立てた。
その時、扉の向こうから聞こえてきたのは、僕もよく知る、快感に喘ぐ彼女の声で…。
(…きっと彼女は、先輩に脅されているに違いない)
そう考えた僕に彼女が告げた真実は、ひどく残酷なものだった——。






tag:
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。